朝起きて、さあ、今日も一日勉強を頑張るぞ! と机に向かっても、いざ問題集を開こうとするとちょっと気が重くなったりもするものです。
そんなとき、自分の好きな、ノリの良いアップテンポな曲をかけると、心にエンジンがかかりやすくなりますよ。
条件反射
かける曲は、バラバラではなく、なるべく特定のものにすると条件反射の効果が出てくると思います。
勉強をする前に同じ曲をBGMとしてかけることで、やがてその曲を聴くだけで、勉強モードに入れるようになるのです。
たとえば、皆さんが小学生や中学生の頃、ある一定の時間帯に決まったBGMが流れたりしませんでしたか?
私が小学生の頃、掃除の時間には必ず決まったBGM(映画「ロッキー」のテーマ)が流れていました。ロッキーのテーマがかかると、自然と掃除をする気分になったものです。
同じことが勉強にも応用できると思います。
ぼんやりして眠たい朝は、お気に入りの曲をかけ、一緒に熱唱したりして気分を高めてみましょう。
ちなみに私が浪人時代によく聴いて歌っていたのはTWO-MIXの「JUST COMMUNICATION」という曲なのですが、この曲を聴くと今でも一気に浪人時代の朝の空気に引き戻される感じがします。
勉強中は無音で!
ただし、音楽をかけるのは勉強をする前だけにとどめて、勉強中は無音の環境を作りましょう。
音楽は、軽い思考を助けるのには良くても、受験勉強のような極度の集中を必要とする時には邪魔になります。たとえかけていたとしても、集中すると聞こえなくなるので、あまりかける意味もありません。
音楽は、勉強時間ではないときに、効果的に使うようにしましょう。
次項「大学入学共通テスト(旧センター試験)国語の現代文(評論)読解のコツ」では、私自身が評論文を解く際に気をつけていたポイントをお伝えします(私は、評論文がとても得意でした)。