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自宅浪人に適した問題集の選び方

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自宅浪人に適した問題集の選び方

本項から自宅浪人成功のツボ解説に入ります。

まず、自宅浪人生活には欠かせない問題集の選び方を四項目に分けて解説します。

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1.解説のしっかりしたものを!

問題集は設問の部分と解答・解説の部分に分かれていますが、自宅浪人生にとってキーになってくるのは解説です。

「解説」は、学校における「授業」に相当するものです。自宅浪人生にとって「先生」と同じ役割を果たしてくれます。

自力で問題を解いたあと、詳しい解説によって理解を深め、知識を補っていくことの繰り返しによって学力は伸びていきます。

先生が側にいない自宅浪人生だからこそ、問題集は、解説の詳しいものを選びましょう

問題集を選ぶときは、どんな問題があるかよりもまず、問題集の後ろに付属した解説の充実度に注目です。

個人的には、河合塾の出している問題集(特に英語。「やっておきたい英語長文500 (河合塾SERIES)」など)が、解説がしっかりしていて好きでした。

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2.自分の目で見て選ぶ

自宅浪人生にとって問題集は生命線。とても大事なものですから、なるべく直接書店に赴き、自分の目で中身を見て選ぶようにしてください。

中には、聞いたこともないような出版社から出された、マイナーな感じのする問題集もあるでしょう。けれど、そういう問題集にも手を伸ばし、チェックしてみてください。

自分に合う問題集はどれか。どれで勉強したら気分が乗りそうか。実際にその問題集に向き合って勉強している自分を想像し、楽しみながら選んでください。

誰かから「この問題集がいいよ」と勧められたからと言って、鵜呑みにして、中身を確認もせず買うのはやめましょう。問題集にも相性があります。自分の好みに合う問題集を自分で選ぶのだという意識が大切です。

3.一度に大量に買わない

問題集は、多くとも、2~3ヶ月でこなせる量だけ買うようにしましょう。

その方が、その時々の勉強進行状況に合った問題集を買い足せます。

問題集を買うのに書店に行くのが良い気分転換にもなります。

また、大量に買い込むと、問題集の山がなかなか減らずにげんなりしますが、少なめに買えば一冊終えただけでも達成感があり、「どんどんこなせている」感覚を持ててやる気が出ます。

4.自分のレベルに合わせて買う

なるべく高いレベルまで行きたいという願いから、「応用編」「上級編」などの問題集に手を出したくなるかもしれませんが、その前に、自分の現在の実力を考えてみてください

得意科目で、あとは総仕上げという段階であれば、むしろ難しめの問題集の方が力を伸ばせますから「応用編」「上級編」を買っても大丈夫です。

しかし、いまいち手応えがないと感じている苦手科目の場合は、基礎がまだ足りていませんから、基本的な問題の充実した問題集を選ぶようにしましょう。

各科目には実力のばらつきがあるはずです。そのレベルに応じた問題集を買うことで、より効果的な勉強ができるようになり、やる気もアップします。

次項:総得点を上げたい

以上で問題集を選ぶときに関するポイント説明を終わります。次項、「総得点の上げ方」を説明します。